ホームパーティやバーベキューでは、瓶ビールや瓶入りジュースを飲む機会も意外と多いもの。美味しい瓶ビールを揃えたのに、ちゃんと冷やしたのに、栓抜きがないなんてことになったら、みんなのヒンシュクものです。
そんな空気を一気に和ませてくれる、栓抜きの代わりになる身近なアイテムをご紹介します。
プルタブ+棒
缶ビールや缶ジュースが近くにあれば、缶のプルタブを外しましょう。ボールペンや箸、スプーンなどがあれば、簡単に瓶の蓋を開けることができます。
やり方
- プルタブを缶から外す。
- プルタブを栓抜きの要領で蓋にかませる。
- プルタブのリング部分に、棒状のもの(ボールペン、箸、スプーンの柄など)を通す。
- 瓶を押さえながら、棒を押し上げる。
スプーン
金属製のスプーンも、栓抜きの代わりになります。スプーンの先が丸いタイプだと、蓋の下に入りきらない場合がありますので、できるだけ尖ったものを選びましょう。
やり方
- スプーンの先端を、蓋の下に差し込み、上に持ち上げる。
- 左手親指を支点にして、スプーンの柄を下に押し下げる。
鍵
誰もが身に着けている物で、簡単に代用品になるのが「鍵」蓋の隙間に鍵の先端を入れて、テコの原理で上に持ち上げましょう。意外に鍵は強度があるので、結構簡単に瓶のふたを開けることができます。あまり力を入れすぎて、鍵を曲げないように気を付けましょう。
やり方
- 鍵の先端を瓶の蓋の下に差し込み、上に持ち上げる。1か所だけでなく、何か所か持ち上げる。
- 蓋がめくれてきたら、もう一度蓋の下に鍵をあてがい、左手親指を支点にして押し上げる。
ベルト
ベルトのバックルで蓋をあけることができます。バックルの形によっては使えない場合もあるので、注意しましょう。
やり方
- ベルトのバックルに蓋をひっかける。
- 栓抜きと同じ要領で蓋をあける。
カニ用スプーン
家庭にカニ用スプーンがあれば、栓抜きの代わりとして簡単に蓋が開けられます。
やり方
- カニ用スプーンの二股部分を蓋の下にかませる。
- 左手親指を支点にして、押し上げる。
瓶を2本使う
2本の瓶の蓋をがっちりかませることができれば、蓋を開けることができます。少し難しいので、コツをつかむまで練習が必要かもしれません。
やり方
- 蓋の空いていない瓶を2本用意する。
- 両手で瓶を持ち、互いの蓋をかみ合わせる。
- 1方の瓶は下向きに構える。
- 下向きの瓶の蓋をテコとして、下に押し下げる。
タンスや引き出しの取っ手
タンスや引き出しの取っ手は、瓶の自動販売機に付いている栓抜きに近いやり方で、蓋を開けることができます。
やり方
- 取っ手の部分にふたを固定する。
- そのまま瓶を下に押し下げていく。
割り箸
まだ割っていない割り箸が1膳あれば、蓋を開けることができます。
やり方
- 割っていない割り箸の頭の部分を蓋の下にかませる。
- 左手親指を支点にして、押し上げる。
紙
意外なことに、紙でも瓶の蓋は開けられるんです。紙をきっちり折って、強度を付けましょう。
やり方
- A4用紙くらいの紙を準備しましょう。新聞紙であれば、A4サイズ程度にカットします。
- 紙を半分に折っていきます。5~6回半分に折っていき、細長くします。
- 細長くなった紙を半分に折り、その角を蓋の下に差し込みます。
- 左手親指を支点にして、紙を押し上げましょう。
まとめ
いかがでしたか?
他にも、指輪を使うやり方や、ドライバーなどの工具を使うやり方もあります。
全てに共通しているのは、てこの原理を使うということ。蓋の下にかませられて、てこの原理が使える道具であれば、いくらでも応用が利きそうです。是非、身近なアイテムを栓抜きの代わりにしてみてください。