旅行や出張で県外を訪れた際、地元の名物料理や観光名所を巡るのは楽しみの1つです。でも、地域によって異なる「方言」に触れるのも、県外を訪れる醍醐味ではないでしょうか。
同じ日本語なのに、地域によって全く別の言葉になってしまう方言。
ここでは、私が県外を訪れた際に、初めて聞いた時には衝撃的で理解できなかった、面白方言をまとめてみました。
- あえぶ(茨城県)
- あごわかれ(北海道)
- あじょにもかじょにも(千葉県)
- あとぜき(熊本県)
- 一緒にしんでよ(愛知県)
- いんぐりちんぐり(徳島県)
- 「け?」「く」(青森県)
- ごじゃっぺ(茨城県)
- きときと(富山県)
- シコる(熊本県)
- じゃみじゃみ(福井県)
- だいて(富山県)
- ちちなげる(山口県)
- ちんちんかいといて(富山県)
- はよしねや(福井県)
- はんごろし(富山県)
- ぼてくりこかす(福岡県)
- 昔からちんちんだった(鳥取県)
あえぶ(茨城県)
歩く、という意味らしいです。
ひでぶ、ではありません。
あごわかれ(北海道)
送別会、という意味らしいです。
「来週は部長のあごわかれ」、何だか部長がボコボコに殴られそうです。
あじょにもかじょにも(千葉県)
どうにもこうにも、という意味らしいです。
最初聞いたときは、どうにもこうにも理解できませんでした。
あとぜき(熊本県)
ドアを開けたら、閉めておくという意味らしいです。
小学校などでは、ドアの横に「あとぜき」と書かれた紙が貼ってあることがあります。
一緒にしんでよ(愛知県)
一緒にしないでよ、という意味らしいです。
怒った顔で「一緒にしんで!」なんて言われたら、返答に困ります。
いんぐりちんぐり(徳島県)
不揃い、という意味らしいです。
ニュアンスは分かりますが。
「け?」「く」(青森県)
「食べる?」「うん、食べる」、という会話らしいです。
日本で一番短い会話ではないでしょうか。
ごじゃっぺ(茨城県)
いい加減、でたらめという意味らしいです。
「このー、ごじゃっぺ野郎が!」と怒っている人を見たのですが、「このいい加減な奴め!」という意味でした。
きときと(富山県)
新鮮な、という意味らしいです。
富山県にある空港は「富山きときと空港」。新鮮なんでしょうね。
シコる(熊本県)
カッコつける、という意味らしいです。
「あいつ、シコっとーねー」なんて感じで使います。
じゃみじゃみ(福井県)
TVの放送終了後の砂嵐画面のことらしいです。
ニュアンスは伝わりますよね。
だいて(富山県)
奢る、という意味らしいです。
「昨日はいっぱいだいてもらったから、今日は私がだいてあげる」
なんて言われたら、ドキッとしちゃいますね。
ちちなげる(山口県)
放り投げる、ぶん投げる、という意味らしいです。
乳でも父でもありません。
ちんちんかいといて(富山県)
正座しといて、という意味らしいです。
「鎮座する」がちんちんかくに変化してこうなりました。
はよしねや(福井県)
早くしてね、という意味らしいです。
笑顔で「はよしねや」なんて言われても、決して怒ってはいけません。
はんごろし(富山県)
おはぎ、の事らしいです。
半殺しではありません。
ぼてくりこかす(福岡県)
ぶっ飛ばすぞ!という意味らしいです。
喧嘩の際「きしゃん、なんばいいよっとか! ぼてくりこかっぞ!」なんて感じで使います。
昔からちんちんだった(鳥取県)
私たち、昔から親友だった、という意味らしいです。
女性が県外で使うには、かなり勇気のいる方言です。