旅行は好きだけど、なかなか行く機会がないという人は多いのではないでしょうか。そんな人に話を聞くと、大抵、理由は時間かお金です。「旅行には行きたいけど、なかなか時間がなくて」「旅行したいけど、そんなお金があったら、他に買いたいものがあるし」。
でも、旅行好きな人だって条件は同じ、限られた時間とお金を上手にやりくりして旅行しています。
今回は、少ない予算でも満足できる旅行を実現するための、旅行の基本ワザをご紹介します。
- シーズンオフを狙う
- 飛行機の予約は2か月前がおすすめ
- 飛行機は夜に出発する便を選ぶ
- 新幹線も早期予約を選ぶ
- 高速バスで移動する
- 宿泊先を予約する際は、ベストレート保証を必ずチェック
- ツアーだけでなく、出張パックもチェックする
- 自炊できる宿泊先を探す
- 侮れない、マイルやポイント
- 1日乗車券を利用する
シーズンオフを狙う
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィークなど、大型連休の時期はホテルも飛行機も値上がりする季節です。海外の観光地でも、日本の休みの時期に合わせて宿泊代が上がるところが多くあります。
大型連休の時期に旅行するのはぐっと我慢して、敢えてその後のタイミングを狙ってみましょう。年末年始であれば、お正月明けから2月にかけてだと、比較的安く旅行できます。
飛行機の予約は2か月前がおすすめ
海外旅行を計画する場合は、飛行機の予約は2か月前にするのがおすすめです。航空チケットは半年以上前から予約できる航空会社もありますが、半年も前に予約するのはなかなか勇気が必要です。2か月ほど前になると、一般的に航空チケットの価格が安くなる傾向があります。このタイミングを逃さず予約できれば、海外旅行も安く行くことができます。
予約する際は、旅行代理店で申し込むのも良いですが、やはり格安航空券サイトもチェックして、比較するのが良いかもしれません。
例えば、世界最大の旅行予約サイト、エクスペディア は、国内外の航空チケット予約だけでなく、直前割引などのお得情報も満載です。
スカイチケット は、LCCを含む10社以上の航空会社の最安値を比較できるサイトです。
飛行機は夜に出発する便を選ぶ
午前中から夕方にかけてのフライトは、空港が混雑しますし、チケットの価格も高めです。早朝や夜に出発するフライトを選んでみましょう。若干安く購入できる場合があります。何より混雑を避けることができます。また、海外旅行で長時間のフライトになる場合は、できるだけ飛行機の中で寝ておくことをおすすめします。時差があることも考えると、到着時に疲れていては旅行を楽しめません。
新幹線も早期予約を選ぶ
国内旅行の場合、行先によっては飛行機よりも新幹線を使った方が安くなります。また、飛行機だと空港についてから、チェックインなどの手続きが必要ですが、新幹線であれば改札を通ればすぐに乗車できます。
新幹線の場合、早期予約できるプランが各JRで発売されています。出発日が決まったら、早期予約プランを確認してみましょう。
高速バスで移動する
夜に乗車すれば、朝には目的地に到着している高速バス。長時間の乗車だったり、乗車スペースの広さの問題などありますが、安さは魅力的です。翌朝の疲れなど気にならないという、体力に自信のある方にはおすすめの移動方法でしょう。
宿泊先を予約する際は、ベストレート保証を必ずチェック
ホテルや旅館を予約する際は、ベストレート保証を必ずチェックしましょう。ベストレート保証とは、同じ条件で宿泊予約をする場合の、最低価格を保証するというものです。
大抵の場合、ホテルや旅館の公式ホームページで予約する場合に、このベストレート保証が謳われています。宿泊予約サイト経由で予約すると、ホテル側はそのサイトに手数料を支払わなければなりません。そのため、ホテルの公式ホームページ経由で予約した場合は、その手数料分程度安くします、というサービスです。
ツアーだけでなく、出張パックもチェックする
出張パックとは、ビジネスホテルの宿泊と、飛行機や新幹線などの交通チケットがセットになったプランです。最近のビジネスホテルは、豪華な朝食が無料でついていたり、温泉が付いているホテルもたくさんあります。また、2人部屋や和室があるホテルも多いので、家族で旅行する際も利用できます。
出張パックは、通常の往復交通チケットを購入するのとほぼ同じ金額設定になっている場合が多いので、ホテル代が丸々安くなることになります。
自炊できる宿泊先を探す
旅行をしていると、意外に高くつくのが食費です。3食すべてが外食となるわけですから、それなりの余裕を持った予算が必要となります。ましてや旅行中は「せっかくだったらその土地のおいしいものが食べたい」と、観光客向けに設定された高めな料金設定のお店で食事することだって増えてしまいます。
ある程度長い日程で旅行できるのであれば、キッチンやが付いているタイプの宿泊先を選んでみましょう。コテージタイプの宿泊先や、ゲストハウス、ユースホステルなど、家族旅行や一人旅、友人との旅行といった条件に合わせて、宿泊先を選んでみるのも楽しいでしょう。
侮れない、マイルやポイント
クレジットカードを使ってマイルを貯めれば、貯まったマイルで航空券を購入することができます。毎日の買い物で、クレジットカードのマイルを貯めるように心がけておけば、1年に1回くらいは旅行を楽しめるマイルを貯められるかもしれません。
1日乗車券を利用する
国内旅行をする場合、大きな都市を観光するのであれば、地下鉄やバスなどの交通網を使った方が便利です。車で移動も良いのですが、渋滞や駐車場探しも面倒なもの。思い切って、1日乗車券を利用してみましょう。大抵の都市で発売されている1日乗車券は、3~4回乗車すれば元が取れる価格に設定されています。普段乗り慣れた車で観光するのもいいですが、その土地の雰囲気を肌で感じられる、公共交通機関を使ってみるのもいいでしょう。