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日々出会った人から教えてもらったことや、気づいたことをブログにまとめてみました。

ピンチはチャンス、トラブルを乗り切るための6つのアイデア

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「人間万事塞翁が馬」とはよく言ったもの。生きていれば、良いこともあれば悪いこともあります。仕事で起きるトラブルだけでなく、友人関係や恋人同士でのトラブルなど、ピンチは至る所で起こります。様々なピンチに陥ったら、つい慌ててしまい、どう乗り切ればいいのか分からなくなってしまうもの。そんな時こそ、まずは落ち着いて深呼吸してみましょう。ピンチを乗り切るヒントは、必ず見つかります。

ここでは、ピンチをチャンスに切り替えるための、6つのアイデアをご紹介します。

 

 

 

客観的に今の状況を理解する

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辛いことが起こると、だれしも「もう駄目だ」と深く落ち込んでしまいます。でも、落ち込んでいるだけでは何も解決しません。落ち着いて、まずは自分の状況を冷静に把握してみましょう。まるで他人事のように「あ、自分は今こんな状況にいるんだ」と客観視できる人は、ピンチをチャンスに変えるのが上手です。
誰しも他人のことであれば、アドバイスもしやすいもの。なかなか難しいかもしれませんが、自分がピンチの状況を客観視してみることで、ピンチを抜け出すヒントを見つけやすくなります。

 

素直に謝る

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自分が行動したことでピンチを招いてしまった場合は、言い訳したり逃げたりせず、素直に謝ってみましょう。何も命まで取られることはないでしょう。素直に謝れば、一緒にピンチをチャンスに変えようと協力的になってくれる人はたくさんいます。

 

笑いや冗談を盛り込んでみる

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相手が怒っているときは、なかなか冗談を言っても通じないものです。でも、笑いは心をリラックスさせるのにとても効果的です。笑いながら怒れる人はいません。ピンチをチャンスに変えることができる上級者は、ちょっとした笑いや笑顔があるだけで、場の空気がリラックスすることを知っています。

 

クレームには、グッドマン理論でチャンスに変える

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グッドマン理論とは、アメリカの経営コンサルタント、ジョン・グッドマンが唱える理論です。苦情処理と再購入率の相関関係をまとめた理論です。
グッドマン理論は、3つの法則から成り立っています。

第一の法則 商品に不満を持った顧客のうち、苦情を申し立ててその解決に満足した顧客の商品リピート購入率は、不満を持ちながら苦情を申し立てない顧客よりも高い。

第二の法則 苦情処理に不満を抱いた顧客の非好意的な口コミは、満足した顧客の好意的な口コミと比べ、2倍も強い影響を与える。

第三の法則 企業の行う消費者教育によって、その企業に対する消費者の信頼度が高まり、好意的な口コミの波及効果が期待できる。消費者の商品購入意図が高まり、市場拡大に貢献する。

クレームが発生したとしても、それをないがしろにせず、きちんと解決した顧客は更に商品を購入してくれます。また、非好意的な口コミの影響力は、考えている以上に大きなものです。クレームが起きたと落ち込むのではなく、真摯に対応することでファンを増やすことができます。

 

誰かに助けを求める

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自分一人の力では解決できないと思ったら、素直に助けを求めてみましょう。真面目な人や責任感の強い人ほど、自分だけで問題を解決しようと抱え込んでしまいます。ピンチは一刻も早く解決したいもの。見栄やプライドを捨てて、誰かに助けを求めるのが、ピンチをチャンスに乗り越える一番の解決方法です。親分肌の人に助けを求めることができたら、親身になって助けてくれるかもしれません。また、法律などの専門分野が絡んでくる問題であれば、お金を払ってでもその道の専門家にアドバイスを求めた方が、ピンチをチャンスに変えられる可能性が高くなります。

 

「逃げちゃダメ」とは限らない

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今のピンチな状況は、本当に解決しなければならないものでしょうか。問題を解決することはとても大事ですが、それよりもあなたの心や体を大事にすべきかもしれません。手を尽くしても、解決が難しい問題であれば、思い切って逃げ出すのも手です。意外と、「もう自分の手には負えない」と諦めかけた瞬間に、余計な力が抜けて思わぬ解決方法が浮かんだりするものです。逃げることは恥ずかしいことではありません。客観的にピンチを捉えるきっかけとなり、チャンスに変えるのに役立つことだってあるんです。