ダイエット中は、食べ物のカロリーには気を使っていても、飲み物のカロリーはあまり気にししていないという人も多いのではないでしょうか。飲み物の中には、高カロリーなものも多いので注意が必要です。
コンビニでも買える飲み物の中には、カロリーが低いだけでなく、毎日のダイエット生活をサポートしてくれるものもたくさんあります。そこで今回は、ダイエットに効果的な飲み物をご紹介します。
炭酸水
炭酸水は、炭酸ガス(二酸化炭素)を含んだ水です。購入する際は、糖類を含んでいない炭酸水を選ぶようにしましょう。
炭酸水を飲むと、胃が膨らむので食欲を抑制することができます。食事前や食事と一緒に飲めば、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、炭酸は疲労物質である「乳酸」を体外に排出してくれる働きを持っています。そのため、疲労回復の効果もあるとされています。
炭酸水を飲むタイミングは、食前や食事中が良いでしょう。また、運動後に飲むのも、疲労回復効果を高める意味で効果的です。
水
水には、様々なミネラルが溶け込んでいます。ミネラルを体の中に摂取することで、新陳代謝を促進することができます。
水を飲む際は、できるだけ常温で飲みましょう。あまり冷えた水を飲んでしまうと、体が冷えてしまいダイエットには向きません。1日に1.5~2リットルを目安に、少しずつ分けて飲むようにしましょう。
白湯
白湯とは、一度沸騰させたお湯を冷ましたもののことです。水を沸騰させることで、軟水となり口当たりがやわらかくなります。程よく温かい白湯を飲むことで、体の内側から温めることができるので、ダイエットには効果的。温めることで内臓の働きが活発になり、デトックス効果が高まります。
白湯を飲む際は、食事の前に飲むようにしましょう。食欲を抑制する働きが期待できます。また、夜寝る前に飲めば睡眠の質を高めることができます。
コーヒー
コーヒーに含まれているカフェインやクロロゲン酸は、脂肪を分解する酵素の働きを活発にしてくれます。また、カフェインには血液の循環を良くする働きもあるので、むくみや冷え性の解消にも効果的です。
コーヒーを飲む際は、1日に3杯程度を目安にするようにしましょう。カフェインが含まれている飲み物を、あまり飲みすぎてはいけません。また、できるだけ砂糖を入れずにブラックで飲むようにしましょう。カロリーが高くなってしまいますし、砂糖がカフェインの働きを妨害してしまいます。
豆乳
豆乳は大豆で作られる飲み物のため、大豆の栄養が豊富に含まれています。大豆イソフラボンやサポニン、たんぱく質、カルシウムなどが含まれています。特に大豆サポニンは、満腹中枢を刺激してくれるので、食べ過ぎを防いでくれる働きを持っています。また、大豆サポニンは脂質の代謝を促進する働きも持っているため、食事で摂取した脂肪の吸収を抑制してくれます。
豆乳を飲む際は、牛乳の代わりとして飲むのがお勧めです。食前に飲むと、食欲を抑制することができるので、食べ過ぎ防止に効果的です。
ココア
ココアは高たんぱくな飲み物で、食物繊維やポリフェノールも豊富に含まれています。市販されているココアは甘いものが多いかもしれませんが、ピュアココア(糖質が含まれないココア)を選ぶようにすれば、最強のダイエット飲料になります。
本来、ココアは苦い飲み物です。この苦み成分である「カカオポリフェノール」は、体内の活性酸素とくっついて、老化を抑制する抗酸化作用を持っています。そのため、ココアを飲めば老化防止に役立ちます。
また、ココアには食物繊維がたっぷり含まれているので、便秘解消にも役立ちます。
ココアを飲む際は、朝食前や空腹時に飲むようにしましょう。適度に食欲が抑えられるので、空腹感をコントロールすることができます。