学生時代はサークル活動や部活動で体を動かす機会が多かったのに、社会人になったらなかなかスポーツをする機会も少なくなったという人も多いのではないでしょうか。仕事でストレスが溜まっても、お酒で解消するだけではよくありません。スリムな体型を維持するためだけでなく、ダイエットやストレス解消のためにも運動は欠かせません。ここでは、社会人でも手軽にできるスポーツや、ちょっと変わったスポーツをご紹介します。
ジョギング
通勤前や帰宅後にジョギングすれば、スポーツジムに通うよりもお金をかけずに運動できます。最近は、仕事の行き帰りの時間を利用してジョギングする人たちも増えています。東京都内だと皇居周辺、大阪市だと大阪城周辺など、平日休日問わずにジョギングを楽しんでいる人たちが多くいます。
これからジョギングを始めようという人は、是非仲間を作ることをおすすめします。いきなり1人でジョギングを始めても、3日坊主になりがちです。一緒にジョギングを楽しめる仲間がいれば、各地のマラソン大会にチャレンジする目標を設定するなど、運動する目的ができて良いでしょう。
また、普段あまり運動をしていない人は、いきなりジョギングを始めるよりもウォーキングから始めてみてはどうでしょうか。30分から1時間ほど歩けば、ちゃんとした有酸素運動になります。
スイミング
全身運動で、筋力や持久力を鍛えることができます。腹筋や背筋、腰回りの筋肉が強化できるので、メタボ対策にも最適です。また、腰回りの筋肉が強化されることで、腰痛が解消されたり、全身運動で肩こりが解消されたりという効果も期待できます。年齢を重ねるごとに基礎代謝は低下し、太りやすくなりがちですが、スイミングで全身の筋肉を鍛えることにより、基礎代謝を高めることができます。職場や自宅の近くにプール併設のジムがあれば、一度覗いてみてはどうでしょうか。水中での運動は、膝に負担がかかりにくいので、ジョギングやウォーキングよりも膝を痛める可能性は少なくなります。
ヨガ
女性の習い事のイメージが強いですが、最近は男性もヨガを楽しむ人が増えています。しなやかで健康的な美しさを求める人にオススメのヨガですが、骨や筋肉を効率よく動かすことで、肩や腰のコリや痛みを減らすことも期待できます。ヨガのポーズは、関節をほぐして、骨の位置を矯正したり、下がった内臓を元の位置に戻したりして働きを促進させます。普段使わない筋肉を使い、鍛えることができるので、自然と汗が噴き出してくるでしょう。静かな運動ですが、結構な運動量なのです。
卓球
探せば意外と多いのが、卓球ができる施設です。小学校の体育館を利用して卓球サークルが活動していたり、レジャー施設で卓球台が完備されているところがたくさんあります。
卓球は反射神経が要求される、ハードなスポーツです。長時間ラリーを続けるだけで、立派な有酸素運動になります。常に相手がいるスポーツなので、楽しさも共有しながら続けられるでしょう。
テニス
社会人のスポーツとして昔から人気なのがテニスです。テニススクールは全国に数多くあり、初心者から上級者までレベルに応じたレッスンが受けられます。1人で参加しても、すぐに仲間ができやすいのもテニスサークルの魅力でしょう。
ただし、テニスの運動量はハンパではないので侮ってはいけません。本格的な試合の場合、競技時間は数時間にも及びます。コート内を常に走ってボールを追い続けるので、瞬発力が鍛えられるスポーツです。
ボルタリング
フリークライミングや岩登りが体験できる施設が増えています。誰でもできるシンプルなスポーツで、壁にあるクライミングホールド(岩)を掴んだり、足をかけて上へ登っていく競技です。どのルートで登ればいいのかを常に考えなければならないので、判断力や発想力、バランス感覚が鍛えられます。
トランポリン
傍目には簡単そうに見えますが、実は意外と難しいのがトランポリンです。トランポリンで跳ねることをリバウンド運動と言います。リバウンド運動は、体幹を鍛えることにつながり、また、トランポリンで5分跳ぶ運動量は、ジョギングで1キロ走ったのと同じ運動量になります。人間の動作で、もっともカロリーを使う動作は、しゃがんでからジャンプする動作です。トランポリンは、しゃがみこんではないにしてもジャンプする動作を連続して行っているので、短時間で運動効果を得られます。
トランポリンは、とにかく楽しいというメリットがあります。子供の遊具としても使われるくらいなので、ストレス解消にトランポリンを選ぶのはオススメです。
ボクササイズ
ボクササイズとは、ボクシングとエクササイズを組み合わせたものです。本格的なボクシングよりも、エクササイズ感覚で楽しみながら行うスポーツです。そのため、グローブは付けますが、誰かとスパーリングで殴り合うのではなく、全身運動で有酸素運動を行うのが目的です。
フットサル
基本的なルールはサッカーと同じです。大きな違いは人数で、サッカーは1チーム11人ですが、フットサルは5人になります。また、時間もハーフ20分と短く、コートサイズも狭くなります。ボールとシューズがあれば気軽にできるスポーツなので、男女問わず愛好家は増えています。仲間とワイワイ楽しめるスポーツが好きな方にはお勧めです。
ボーリング
1人でもできるし仲間ともできる手軽なスポーツです。ボーリング場へ手ぶらで行っても、靴もボールも貸してもらえます。スポーツというよりもレジャーとして捉えられがちですが、本格的に練習すればメリットもたくさんあります。職場や仲間同士のボーリング大会の際は、日ごろの練習の成果を存分に発揮することができるでしょう。また、ボーリング場は街中にも郊外にもあるので、ライフスタイルに合った練習場を選びやすいのもメリットでしょう。