夜行バスは、値段が安くて寝ている間に目的地に着けるのが魅力です。でも、飛行機や電車での移動に比べると、乗車時間が長くて自由に席を移動できないのが難点と言えるでしょう。そこで今回は、夜行バスをもっと快適に過ごすために知っておきたいポイントを7つご紹介します。
3列シートタイプを選ぶ
4列シートタイプよりも値段は高くなりますが、3列シートの高速バスを選んでみましょう。隣との距離も離れて、ゆったり座れます。
通路側の席を予約する
窓側の席と通路側の席では、快適度がかなり違ってきます。通路側に座っていれば、消灯時間を過ぎたら通路に足を伸ばしても構わないし、腕を投げ出しても大丈夫です。冬は特に、窓からの冷気が伝わりにくという点も大きいでしょう。
できるだけ後方の座席を予約する
前の方の席だと、サービスエリアでの休憩タイムでたくさんの人が横を通るので、ゆっくり寝たい人にとっては邪魔になるかもしれません。周りをできるだけ気にせず寝たい人は、後方の席を予約することをお勧めします。
タイヤの真上の席は避ける
タイヤの真上の席は、振動が伝わりやすいので揺れを感じやすくなります。大抵のバスの場合、前から2列目の席と、後方から2~3番目の席になります。
食事は乗車前に
お腹いっぱいの状態だと、乗り物に酔いやすくなります。できるだけ出発前に食事を済ませ、おなかの調子を整えておきましょう。また、どうしてもバスの中で食事を摂らなければならない場合は、周囲のことを配慮して、匂いの少ないものを選びましょう。
乗る前に歯磨きと洗顔を済ましておく
出発前に、歯磨きと洗顔だけでも済ませておくことをお勧めします。到着まで着替えることもお風呂に入ることもできないので、出発前にせめて歯磨きや洗顔だけでもしておきましょう。さっぱりとした状態で寝ることができます。
車内でのお役立ちアイテムを準備する
スリッパ
乗車したら、できるだけ早めに靴を脱ぎましょう。靴を履いたまま寝てしまうと、足がむくんでしまいます。
エア枕
普通の枕だとずり落ちてきてしまうので、夜行バスでは首にはめ込むタイプの枕をお勧めします。
耳栓
夜中まで他人の会話の声が気になって眠れなかったり、誰かのいびきがひどかったりする場合があります。音をシャットアウトするだけでも、快適さが全然違ってきます。
モバイルバッテリー
到着してすぐに充電できる場所があるとは限りません。また、夜行バスの車内にコンセントが完備されていればいいのですが、そうでないバスも多いようです。スマホやタブレットの充電は、寝ている間に済ませておきましょう。
マスク
車内の乾燥対策に1枚準備しておきましょう。車内に漂う食べ物やアルコールの匂いを防ぐのにもマスクは使えます。